売れるからいいモノ
2007年8月15日(水)AS FOR THOSE WHICH IT CAN SELL GOOD ONES
「いいモノだから売れる」のか「売れるからいいモノ」なのか?
私たちのようなクリエイティブな業界では、「いいモノ」にこだわると「かっこいい」とか「本物志向」というように思われ、「売れるモノ」にこだわると「商売気が多い」「流行になびきすぎちゃう?」それこそ「かっこわる〜」と思われる風潮もある。
この質問にあえて、まず当社いや私の意見から述べる。
だれがなんと言おうと「売れるからいいモノ」なのだ。
私は広告業者として様々な広告手法や、技術を学ぶことは当然のこと。
それは決して自己満足な広告デザインを作るためではない。
お客様(クライアント)のニーズに応えるためで、反響というシビアな結果が伴うことである。
しかし広告技術だけではモノは売れない。広告するモノの価値、マーケティングやタイミングなど様々な要素が絡んで答えがかえってくる。消費者を研究し、理解して、消費者に安心できる姿勢をデザインで表現することはとても難しい。
私の仕事は「お客様に儲けていただく広告をつくること」結果がすべてである。
つまり「売れてナンボ」いいモノを妥協せずに追求していく姿勢は明確にもち、もっと売ることを追求していきたいと考える。デザインに形はない。どんなものでもクリエイトできるからこそプロは売れるモノにこだわらなければならない。
自らの購買行動を客観的に見ても売れているものを買っている。いや買わされている。日本人にモノを売る時は「みんな買ってますよ」「みんな良いと言ってますよ」がとても効果的だという。実際「みんな買っているモノ」で外れたことはあまりない。フットサルを始めようとした時も道具(靴)のことはわからない。安いものを買って失敗した経験も一杯ある。だから第1条件として高くても売れているものを前提に選び、さらにその中からデザインが好きなのものを買った。初めて行く飲食店でも人気のメニューを頼むことがほとんどだ。
多くの消費者はモノ選びのプロではない。買ってみないとわからないから信頼できるメーカーや実績、プロの話、口コミを信頼する(しかない)のだ。私は心理学者や経済学者ではないからはっきりとしたことは言えないが、日本での商売を考える時は「相場より安い商品」「売れ筋商品」「ブランド商品」の3つのキーワードに消費者趣向が分類されると考えている。
「こんなにいいモノだから買って下さい」と胸をはって言える商品を売る。だから売れるのだ。
「いいモノであっても、売ろうとしないモノは売れない」のである。
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